弓力の強い弓は己を破壊する

こんにちは、Kyoです!

 

あなたは何kgの弓を

引いていますか?

 

初めて弓を持ったときは

軽い弓でも中々引けず

苦戦したのではないでしょうか

 

そして的前に上がってから

弓力の軽い弓では

弱々しい矢しか放てない。。。

 

思ってたより矢が飛ばず、

そのギャップに落ち込む。

弓を引くのが恥ずかしくなる。

 

こんな経験を味わったのではないのでしょうか

 

そして周りが

弓力の強い弓を引いてるのに

負けじと無理に弓力をあげる

 

これ、大変危険です!

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その気持ちはわかります。

僕も最初の頃、的中率が悪く

周りと差が出てきた頃

弓力の強さを勝手に競ってました

 

そんな愚かなことはやめましょう!

 

自分で扱いきれない強さの弓を使うことは

暴発の原因になり

自分だけでなく、他人にまで

危害を加える恐れがあります

 

そんな無駄な意地の張り合いで

弓道を辞めたくないですよね

 

適切な弓力の弓を使い

周りから尊敬されるような

弓引きを目指しましょう

 

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では適切な弓力とはどのくらいなのか

 

弓道教本には

弓2本を肩入れできる限度の

2分の1の弓力が適正

と書いてあります

 

肩入れというのは弓を

弓手の肩まで引くことを表します

 

これはあくまで目安なので、

この目安を基準に強い弓・弱い弓を

考えていきましょう

 

 

強い弓のメリット

 

・矢勢が出るので的中率が上がりやすい

・無駄な力が使えないので、

 正しい射を見つけやすい

 

 

強い弓のデメリット

 

・疲れるのが早い

・怪我や射形が崩れる原因となる

・早気の原因となる

 

 

弱い弓のメリット

 

・射形を自分で確認しながらできる

・疲れにくい

・筋力が衰えても矢を放てる

 

 

弱い弓のデメリット

 

・矢勢がでないので、的中しづらい

弓道に必要な筋力が付きづらい

 

 

大切なのは

自分に合った弓力の弓を使い

徐々に弓力をあげる

ことです

 

 

この積み重ねによって

真一文字に飛ぶ矢が放て、

的中率も向上します!

 

周りより、一歩前を進めますし

後輩からも慕われますね!

 

 

逆に、無理に弓力をあげてしまうと

見栄っ張りだと思われ、

放つ矢も危険です!

 

気をつけましょう!

 

自分の適正の弓力を知りたい!って方は

周りに弓を借りる、

レンタルの弓から探すなどして

ぜひ見つけてください!

 

最後までありがとうございました!