弓は「骨で引く」!?正しい筋肉の使い方をマスターする!

こんにちは、Kyoです!

 

弓道において

下手な人は筋肉で引く

上手な人は骨で引く

という言葉を聞いたことはありますか?

 

これは弓道教本の冒頭に書いてある

「射法は、弓を射ずして骨を射ること

 最も肝要なり。」

を元に広まった言葉です

 

では、なぜ「筋肉で引く」ことがダメなのか

 

ここでいう筋肉とは

「間違った筋肉、小手先の力」

のことです

 

つまり、

体幹や正しい筋肉を使わず、

腕の力だけで引くことが

ダメだと言っているのです

 

「間違った筋肉」を使い弓を引けば

不必要な負担が身体にかかり、

矢所が安定しません。

 

また、早気の原因にもなります。

 

つまり

周りから見て、

弓道が下手な人」

なるのです

 

弓道教本にも

「弓を射るには手先の筋力で

弓を操作するのではなく、

体幹を用いて射よ。」

のような説明があります

 

なので、

「骨で引く」をマスターして、

周りから慕われるような

弓引きを目指しましょう!

 

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では「骨で引く」とは

どのようなことを意味しているのか

 

簡単に言うと

関節に合った引き方をする

ことです

 

会の射形は不動である必要があります

 

身体がブレる不安定な会では

的中もしませんし

矢所も安定しません

 

つまり、

ブレない体幹を意識することが

「骨で引く」を可能にするのです

 

そして、引き分け〜会にかけて

上腕骨と肩甲骨と鎖骨の三つの骨

が組み合わされた関節

を意識して弓を引くのです

 

しかし、始めは関節を意識した引き方が

わからないと思います

 

そのとき参考になるのが

弓道教本にある

射法八節の図解

です

 

弓道教本にある射法八節の図解は

一番無駄・無理のない射形で

きちんと関節にハマった射なのです。

 

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会では口割まで矢が下がり、

胸弦・頬付けが付き、

弓手が的を狙った状態に、

しっかり体にはまる個所があると思います。

 

ここでは無駄な筋力が必要なく

カチッとハマる感触があります

 

これが「骨で引く」です

 

そしてここで詰め合いが完成し、

伸び合いに移る

これが正しい射なのです。

 

 

骨で引くをマスターすれ

審査会でも結果が出せ、

的中率も向上します

 

これを機会に

まず弓道教本の射法八節の図解に合わせて

徒手練習を行い、コツを掴みましょう

 

また、的前で引くとき、

いつもどこの筋肉を使っているのか

を思い出し、改善するために

カチッとハマる感覚を探しましょう!

 

 

最後までありがとうございました