早気はどうやって治す?鍵はメンタル面にあり!
こんにちは、Kyoです!
前回、早気の原因について
精神面と技術面の2種類に分けられると
お話ししました
今回は精神面の原因について
解決策とともにお話ししていきます
技術面に比べ、精神面を治すのは
少し根気が必要です
しかし、精神面の問題を
解決しなければ、
慢性的な早気は治りません
早気が治らなければ
的中率がふるわず
審査も上手くいかず
弓道がつまらなくなります。
大会を見るとわかるのですが、
レベルの高い大会で上位にいる人に
早気の人はいません
上達して、
理想の弓道像を目指すなら
早気を治しましょう!
では、早気になってしまうときの
精神状態はどのようなものなのでしょうな
早気を治したいと考えているなら
行射の最中も、会の時間を伸ばそうと
考えて引きますよね
しかし、引き分けに入った途端
無意識に離れてしまう
こんな経験ありませんか?
早気を放置している人に多い現象です
これは
脳が「弓を引いたら離す」
状態を記憶している
ことが原因です
これによって
弓を引いた瞬間に離すよう
身体が反応してしまう
のです
身近に同じような現象があります
あなたは熱いやかんやお湯などに
何も考えず触ったことは
ありませんか?
そのとき、
反射的に指を引っ込めませんでしたか?
それと同じです
弓を引くと身体が反射的に
離れをおこすのです
ではどのように治すか
次に説明することを
順番に取り組んでください
①イメージトレーニングをする
弓を持たず、頭の中で
綺麗な射形で、会が長い自分をイメージします
と、同時に見取り稽古で
会が長い人を観察することをしましょう
これにより
「会を長く保つ」イメージを
頭に刷り込ませます
このトレーニングは毎回の練習が始まる
最初の30分の習慣にするとよいでしょう
②離れをせず、矢を放たない
巻藁や素引きでも構いませんが
会で10秒以上耐え、
離れをせず戻す練習をしましょう
的前での練習であれば、
より実戦に近いため良いでしょう
これにより
イメージトレーニングで刷り込んだ
「会を長く保つ」に加え
「離れができない」イメージを
より強く身につけましょう
③実際に矢を放つ練習をする
①.②が終わったら
実際に的前に立って矢を放ってみましょう
しかし、放っていいのは1本だけです
ここで甘えれば、また早気に戻ってしまいます
2本目以降は②に戻り、
「離れをしない」練習をしましょう
これを繰り返せば
早気が改善されます
早気が改善されれば
的中率の向上、
弓道がより楽しくなります!
まずは自宅でもよいので
会を長く保つイメージトレーニングから
取り組んでみましょう!
その際のイメージは
会を15秒保つ自分
を意識しましょう!
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